神棚や霊舎には毎朝御饌を供えます。日々の供物は米と塩と水の三つが
普通で、米はお洗米又は炊いたご飯を土器に盛り、塩は山形にして土器に 盛り、水は水玉
などに盛って、これらを三方か折敷にのせ、水玉は蓋をとって 供えます。
折敷や三方は縁にとじ目がある方を手前に向けます。このほかに珍しい
ものや四季の折の初物などを得た折には神棚や霊舎にまずお供えしてから 供にいただきましょう。
また、毎月1日や15日、神宮や氏神様の祭日、国や郷土の祝祭日、家族
の記念日、節句そのほか行事日等には、分に応じて御酒や海・川・山・野の 物をととのえ、清らかな器に盛って供えます。供物は後でお下げして一家
揃っていただきましょう。
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