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家相吉凶図

家相とは

観象学における家相とは、財産、生命を造るとしています。家や土地の中心を定めて、家相・方向方位の配置が不均衡とならないように、調和を求めることによって、幸運を導きます。

風水学による方位

風水学の根幹には、四つの方位が四神によって治められているという考え方があります。東には河川のある青龍、南には海や平野のある朱雀、西には街道のある白虎、北には丘陵のある玄武という神がいて、四方から降りかかる災難から守ってくれるというものです。これが「四神相応の地」といわれるもので、日本では「平城京」「京都御所」「江戸城」などが風水をベースに造られています。

方位と家相吉凶図家相吉凶図

まず、方位磁石を用意して家の方角と中心を正確に調べて下さい。そして、家の中心を下の図の中心に重ねて、方位を確認してみましょう。図のそれぞれの方角をクリックすると、説明が表示されますので参考にしてください。気の流れを最大限に呼び込む住まいの方角、間取りにお役立て下さい。

家相吉凶図

《 家相の源 》
家相の源は、古代中国に発祥し、我が国には七世紀頃に百済の僧侶によって伝えられたといいます。その後大宝律令、延喜式などによって陰陽博士が設けられ、加茂家、土御門家、幸徳家などの諸家が天文、暦とともに家相、地層学を世襲的に承け継ぎました。
現在では家相地相について様々な意見がありますが、上の図は、一般的にわれわれが家相を見る上では十分と思いますが、尚詳しく調べたい場合は専門家に相談しましょう。
然しながら、完全に家相の良い家を建てることは先づ不可能に近く、又、凶相であるとして立て替えることも容易ではありません。このような場合、家の良し悪しを忘れてしまうのが一番よいのですが、それも難しい時は、神事を執り行って貰い安泰を祈念するのも一つの方法でしょう。
神道では祓い清めることによって、罪穢れが消え去り、凶が吉に変わるとされており、春祈祷などで家中のお祓いをするのもそのためです。又、いくら良い家相であっても、昔の人は、不浄や乱雑であれば、吉が凶に変わるといいました。

[注意]
上に述べたものは古くから行われている家相の説の一端ですが、諸般の事情の変わっている今日では、検討を要するものも少なくありません。実際に当たっては、根拠や由来を考慮し、慎重に取扱うことが望ましいでしょう。

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