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わかりやすい地鎮祭

地鎮祭の名称と意義

地鎮祭は、一般的に「ぢちんさい」や「ぢまつり」といっていますが正しくは、「とこしずめのまつり」と訓みます。又、工事の着工に合せて行う場合は起工式として行うこともあります。
地鎮祭の起源は古く持統天皇の御代(西暦690年)にはすでにこの祭の記録があり、古代より土木・建築等に伴う重要な祭りとして行われてきました。
地鎮祭は、私達の人生にも誕生以来いろいろな区切りがあり、その時々にまつりを行い無事発展を祈ることと同じく、建築を行う場合に於いても着工に当り、その土地の守護神に無事完成を祈願する大切な祭りです。
また、工事の進展に伴う祭りとして、上棟祭や竣工祭を行いますが、竣工祭は無事完成を祝い、清め祓いを行うと共に末永く無事繁栄を祈ることです。また完成後は神棚を設けて神札(おふだ)をおまつりすることも大切なことです。
以上のように、地鎮祭は建築における最初の最も意義深い重要なお祭りです。

ご祭神について

ご祭神

祭場略図

1)祭場の位置は、敷地のほぼ中央か、建物の重要な所で参列者のスペースを考えて設けます。
2)祭場は、南向き、または東向きとします。
3)テントを使用する場合は、祭場及参列者用として二張必要です。

祭場略図

※手水(てみず)
神社に参拝する場合、手水舎で手を清め、口をすすぎ心身共にすがすがしく洗い清めてお参りするのが作法です。
地鎮祭等に於いても手水桶を設けて行う場合がありますが、簡略に行う場合は、予め手を清め口をすすいでから、参列するように心掛けることが大切です。

祭典用具について

祭典用具

神職・斎砂・司会の位置は祭場の状況によって変更することがあります。

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