例祭



六郷神社例祭

一般には例大祭と呼んでいますが、正しくは例祭といいます。 毎年6月3日に総代・崇敬会・氏子青年会・都区会議員さんなど六郷の氏子の代表が出席して厳かに式典が執行され、いよいよ六郷はお祭りムードが盛り上がります。

 

 金曜日 神社神輿遷御祭
神社の御神輿にみたま入れを行う祭典です。
町会みこしみたま入れ
六郷14町会約40基のお神輿が次々と神社に担ぎ込まれ、みたま入れを致します。
 土曜日 獅子舞奉納・神獅子巡行


獅子舞数百年の長い伝統を持つ六郷神社の獅子舞は、百獣の王たる獅子の威勢が悪疫災禍をはらい、人々に平安をもたらすという信仰に支えられてきたもので、『神獅子』と称される貴重な六郷の無形民俗文化財です。 舞の形式は『雌獅子がくし』といわれるもので、少年少女が奉仕するのは全国でも例が少なく、大きな特色です。
すなわち少年三名が雌獅子、中獅子、雄獅子に扮し、美しい花笠をかぶった少女二名がササラ役をつとめて 舞いが展開されます。もう一つの特色は、昔から神事舞(お祭りの儀式の一種として行われる舞い)としての伝統を守っているため、その 演舞がお祭りの日に限られていることです。

三頭の輪舞は勇壮活発で、笛の旋律は美しく変化に富んでいます。雌獅子の頭は、源頼朝が寄進したものと伝えられ、社宝となっているものです。

祭礼当日には、「道行」と称して六郷14町会を行列をつくって練り歩き、各町内会の神酒所で元気いっぱい演舞し、神楽殿にて舞い納めます。

六郷ばやし奉納

テケテンテン、ドコ、テケ、ドコ、テン、ドン——-崇敬会育成の青少年がバチさばきも鮮やかに六郷ばやしを演奏し、祭りの ムードを盛り上げます。

六郷ばやし

伝統ある六郷ばやしに参詣人が思わず足を止める光景が見られます。

露店多数出店
露店 
六郷神社のお祭りの賑わいは、今も昔も城南随一です。様々な露店が所狭しとばかり境内に立ち並び、その数 約250店。参詣の人波で社前に近づくのも容易ではありません。
 日曜日 御神幸祭

神幸とは、ご神体を神輿に乗せて氏子内を渡御することです。崇敬会育成の六郷ばやしが露払いをつとめ、一之神輿が氏子青年会はじめ大勢の若い衆に担がれ、六郷14町会を巡行します。

騎乗の鈴木弥宜  神輿