6月7日(土)演目

平成20年六郷神社祭礼 神楽演目(PDF)
  *都合により変更する場合がございます。

【午前の部】

あめのうきはし

天の浮橋

イザナギ・イザナミによる国創り、神産みの話。
最後に生まれた火の神によりイザナミは死んでしまう。

【午後の部】

よもつしこめ

黄泉醜女

イザナミに逢いたいイザナギは黄泉(よも)の国に行く、黄泉醜女と変じてしまったイザナミに命をねらわれるが桃の精に助けられ元の国に戻る。

みそぎさんとう しきさんば

禊 三 筒 式三番

みそぎみづつお すみのえのおおかみ

(禊三筒男 墨之江大神)

イザナギが黄泉(よも)の国で穢(けが)れた体を清めると、三筒男命(墨之江大神・住吉三神)が現れる。そのあと式三番も登場し5人囃子の鳴物にあわせて舞う。

【夜の部】

かみやらいみのかさ

神逐蓑笠(言いつけの場)

天照大神(あまてらすおおみかみ)から須佐之男命(すさのおのみこと)は、保食神(うけもちのかみ)の所へ行って五穀をもらってくるよう命じられる。 五穀の臭さに取り替えを申し入れるが断られ、怒った須佐之男命は保食神を斬ってしまう。

(勘当の場)

保食神(うけもちのかみ)のあとを追った須佐之男命は誤って天照大神(あまてらすおおみかみ)に斬りかかってしまう。 須佐之男に勘当を言い渡し岩戸に隠れる。 下界へ向かう須佐之男命のあとを児屋根(こやね)が蓑笠をもって追い、別れを惜しむ。

ちはやけんぎょく

(千早険玉)

須佐之男命は、八俣大蛇(やまたのおろち)を退治した祭、体から出てきたアメノムラクモの剣(のちの草薙剣)天照大神(あまてらすおおみかみ)に会いに来る。天照大神は須佐之男命に玉を分け与え仲直りする。


6月8日(日)演目

【午前の部】

やはたやま

八幡山

神功皇后(じんぐうこうごう)は建内宿根(たけうちのすくね)を従え海の向こうの国を征伐に行く。 いざ発とうとすると皇后は産気づくが、帯を締め直し征伐に向かう。

【午後の部】

しんけんゆうじょ

神剣幽助

しんけんみつぎさんじょうこかじ

(神剣貢 三條小鍛冶)

一条天皇に守り刀を作ることを命じられた三条小鍛冶宗近。 宗近が祈ると稲荷大神の神霊が現れ、刀に魂を込め刀は完成する。

いなりやま

稲荷山

稲荷(いなり)大神は弓の名手、紀千箭(きのちのり)に、人心を惑わす鬼を退治するよう命じる。 千箭は発弓の舞を舞う。

しんしゅう

神集記

大国主神(おおくにぬしのかみ)が治める豊葦原の中つ国を譲り受けるための使者を誰にするか決める。 第1の使者は天菩比神(あめのほひのかみ)、第2の使者は天若日子(あめのわかひこ)と決まった。

【夜の部】

ほひのじょうし

菩比の上使

天菩比神(あめのほひのかみ)は大国主の子・健御名方に酒をすすめられ酔ってしまい使命を果たすことができなかた。

天の返し矢

天若日子(あめのわかひこ)は大国主神娘の下照比売(したてるひめ)に一目惚れをしてしまい夫婦になる。雉が迎えに来るがこれを射殺して、その返し矢によって若日子は絶命してしまう。

てんそんこうりん

天孫降臨

天照大神の孫、ニニギの命が中つ国に天下る。迎えに来た国つ神・猿田彦(さるたひこ)はニニギの命に随行してきたウズメと夫婦となる。
御一行の安泰を祈って悪霊払いのため雲を切る。


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